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知識の倉庫の整理

ここでは今まで学んできたことや考えたことなどを整理、記録していきます

経営

知識社会は「生産手段」と「労働力」とが一致した社会であり、法人組織から属人組織へと移行していく

今回は以下の過去記事の続きです。 企業の規模が大きくなった原因は蒸気機関と規模の経済にある - 知識の倉庫の整理 過去記事では「なぜ企業はここまで規模が大きくなったのか」について書いたのですが、その概要を簡単に書くと 時代が規模の大きい組織を求…

企業の規模が大きくなった原因は蒸気機関と規模の経済にある

今の時代は「働き方」というのが大きな話題のひとつとなっています。 例えば企業で働く時に、働く時間をある程度柔軟に変えられえる「フレックス制度」なんてものも出てくるようになりましたし、1日8時間ではなくてもっと短く3時間とか4時間といった働き方も…

企業の集団凝集性や集団浅慮を解決する方法のひとつは外部の人間を積極的に入れるべき

日本のホワイトカラーの生産性の改善が進んでいないようです。日本のホワイトカラー、なぜ業務の効率化進まない?-生産性はG7最下位 - Bloomberg日本の製造業では、生産ラインの自動化やIT技術導入の動きが加速している。労働生産性は過去20年間の平均上…

企業が懇親会や飲み会、長時間労働にこだわる背景には機能体組織の共同体化が考えられる

「機能体組織が共同体化していることの現れ」ではないかな、思います。 今の時期は会社の入社式を済ませたところも多いでしょう。それに伴い新入社員同士で飲み会をした所も多いのではないでしょうか。 今回の記事のタイトルは『企業があれほど懇親会や飲み…

戦後の石炭産業の衰退は、環境への過剰適応が原因という見方について

今回は以下の過去記事の続きとなります。 旧日本帝国陸海軍がアメリカに負けた理由は機能体組織が共同体化したからということについて - 知識の倉庫の整理 現在世界では様々なエネルギー源が取引されています。例えば天然ガスとか石油、最近では太陽光発電な…

組織構造のコンティンジェンシー理論と組織を学ぶうえでの知識背景について

今回の記事を書くまでに堺屋太一『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか』についてここまで以下の3つの記事を書いてきました。 組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について - 知識の倉庫の整理 豊臣秀吉が朝…

旧日本帝国陸海軍がアメリカに負けた理由は機能体組織が共同体化したからということについて

今回は以下の前回の過去記事の続きです。 豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った理由は組織面から機能体組織を進めすぎたため - 知識の倉庫の整理 前回は堺屋 太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか 』から、日本の戦国時代の織田信長の成長と豊臣秀吉の…

豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った理由は組織面から機能体組織を進めすぎたため

今回の記事は以下の前回の過去記事の続きとなります。 組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について - 知識の倉庫の整理 前回は堺屋太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか』から組織には大きく分…

組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について

「へー」思わず唸ってしまいました。最近は堺屋 太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか 』を読んでいました。 本書は1993年の4月に第1版第1刷が発行されており、2017年の現在からは20年以上も前に書かれています。 しかしその内容は現在の社会…

ビジネスプロセスの複製の利点と属人化の弊害から思うこと

「あぁ・・・、そうだよね、優秀な所はやっぱりやってるよね・・・。」というのが最初読んだ時の感想でした。 最近はエリック・ブリニョルフソンとアンドリュー・マカフィーの『機械との競争 』を読んでいました。 この本は今後の技術の進歩において、技術の…

『異端者の時代―現代経営考』の青山商事の事例から考えるビジネスプロセスの再構築について

最近は大前研一さんの『異端者の時代―現代経営考』という本を読んでいました。この本は1994年頃出版されたもので、1994年というと日本においてバブル崩壊が起こってしばらく経っているという状況です。 そのような状況での出版なので、バブル崩壊による日本…

財団法人で働いて気付いた非営利組織の裾野の広さと大学生の公務員志望の理由

このブログでは、自分が以前外資の会社で経理の派遣社員として働いてみたが、以下のように失敗したといった感じの記事を書きました。 派遣契約と休業補償 - 一度契約したら簡単には中途解除できません - 知識の倉庫の整理 安易な心構えで外国資本企業に派遣…

なぜスピード経営は重要なのか━ファーストムーバー・トップシェアの法則

中小企業診断士2次試験を受ける少し前にとある疑問を持った時がありました。それは、 「なぜ権限委譲は重要なのか?」 例えば社長に権限が集中していたとして、それを下の層の人間に権限委譲することによって意思決定が迅速化され、売上や利益を上げられるよ…

なぜIT業界は長時間労働、激務なのか━労働集約型産業の問題点

「下請け」というとどんなイメージがあるでしょうか? 下請けとは元請から仕事を引き受けること、というのが辞書的な意味になりますが、下請けというと建設業界やIT業界をイメージする人もいるかもしれません。 一般的に「3K職場」と言われたり、とにかく仕…

労働集約産業、資本集約産業から知識集約産業へ━今後個人が生きていくうえで必要なもの

今回の記事のタイトルは「労働集約産業、資本集約産業から知識集約産業へ━今後個人が生きていくうえで必要なもの」です。 このネタはかなり暖めてきたものの中のひとつです。いつかこのことについて書こうと思っていました。 このブログでは以下のような過去…

他社との競争でコールセンターのCTIシステムの活用は顧客サービス戦略において優位性がある

今回は以下の過去記事の続きです。 CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから - 知識の倉庫の整理 CRMを生かす営業の自動化支援システムの有効性とその背景にあるナレッジマネジメントという考え方について - …

CRMを生かす営業の自動化支援システムの有効性とその背景にあるナレッジマネジメントという考え方について

今回は以下の過去記事の続きです。 CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから - 知識の倉庫の整理 過去記事ではCRMを有効に活用するには、収集した顧客データを各部署ごとに共通するコードで採番すると望ましい…

CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから

今回の記事のタイトルは「CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから」です。 CRMとかマーケティングといった言葉は昨今よく耳にする言葉になってきましたが、「火のない所に煙は立たない」という言葉があるよう…

企業の成長には権限委譲か?それとも権限集中か?

いろんな企業の本を読んだり、実際の事例を見てみると、「現場にこのように権限を委譲したから上手くいった」とか、 「あまりに権限を分散させすぎてコントロールが利かなくなってしまったので、本社に権限を集中させるようにした」といった言葉をよく目にし…

異業種や顧客の知恵を活用し購買のエージェントから共創のパートナーになっていく必要がある

物事には周期があると言われています。例えば「四季」というものがあります。春・夏・秋・冬のあれです。 時間が経つごとに一定の間隔でぐるぐる回っていくイメージでしょうか。 ですが、もっと長いスパンで物事を見てみると、一見すると同じように変化して…

顧客関係管理(CRM)や情的資本の重要性の認識

ここ1ヶ月は新しい会社での引継ぎなど慌しさがありました。ですが、その中でなるべく時間を確保して「企業の成長に関する本」を読むようにしていました。 ここまで何冊か読んできたのですが、自分の中で何らかの共通点が見えてくるようになってきたので、今…

デル株式会社は職務のセグメンテーションや将来構想で成長してきた

今回は以下の過去記事の続きです。 デル株式会社の成長過程には受注生産方式や30日間返金保証、WWW.DELL.COM等がある - 知識の倉庫の整理 デル株式会社は創立から2000年ぐらいまでは急速に成長してきました。今回はデルの「組織・人事」の面に焦点をあてて…

デル株式会社の成長過程には受注生産方式や30日間返金保証、WWW.DELL.COM等がある

今回は以下の過去記事の続きです。 『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』における中間業者を排除することのメリット - 知識の倉庫の整理 前回はデル株式会社がどうやってできたのかという、多くの人にとってパソコンで馴染みがある企業について…

『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』における中間業者を排除することのメリット

マイケル・デルという人物とデル株式会社について 『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』の構成 デル株式会社が生まれるきっかけ あわせて読みたい マイケル・デルという人物とデル株式会社について p.9私は高校の卒業資格を郵便で取り寄せよう…

「あるべき姿」は実在する企業から見つけるという方法━Dell(デル)という会社について

以前以下の過去記事で「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要、といったことを書きました。 「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要━ピラミッド原則という考え方 - 知識の倉庫の整理 自分で書いておいてなんですが、「じゃあ…

企業の「あるべき姿」の設定と、それに伴う問題への対処法について

前回は以下の過去記事で「あるべき姿」の重要性について書きました。 「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要━ピラミッド原則という考え方 - 知識の倉庫の整理 あるべき姿が設定できないと、真の解決すべき問題を見つけること難しいようです…

なぜ企業は合併するのか?その理由やメリットは?

自分は企業の合併ついて以前から疑問に思っていたことがあります。なんで合併するのかなと。 例えば、2002年に第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の合併によって成立したみずほ銀行。2012年に新日本製鐵が住友金属工業を吸収合併して新日鐡住金が成立した…

銀行の手数料と利息の問題点━小口決済市場の多様化で銀行業界は競争が激化している

今回は前回の続きです。前回は以下の過去記事になります。 ITバブル崩壊や銀行合併時の『若手行員が見た銀行内部事情』からわかる銀行員の現実 - 知識の倉庫の整理 前回は「利息」と「手数料」が、銀行が収入を得る方法の中の2つであり、これが他社と差別化…

ITバブル崩壊や銀行合併時の『若手行員が見た銀行内部事情』からわかる銀行員の現実

少し前から銀行というものに疑問を持つようになりました。何が疑問かというと、銀行で働く人たちは実際どういう仕事をしているのか?なぜ激務なのか?なぜ銀行という非常に安定していそうな所を辞める人が多いのか?などなどです。 銀行で働く人に対するイメ…

日本企業がキャッチアップ・模倣される理由は新興国の人材養成バンクになっているから

今回は以下の過去記事の続きです。 他社からのキャッチアップや模倣を先発優位性と後発優位性から理解する - 知識の倉庫の整理 前回の記事から韓国や中国、新興国などの国々がなぜ日本企業に早くキャッチアップできるのか、というのを「先発優位性」「後発優…

他社からのキャッチアップや模倣を先発優位性と後発優位性から理解する

なぜ日本は今のような状態で、なぜ価格競争に陥ってしまったのだろうか、なぜブラック企業が増えて社員は長時間労働を強いられるようになっていったのだろうか、と考えることがあります。 価格競争によって何が起こるのか サムスンとシャープ 先発優位性と後…

国内市場飽和による企業間競争の激化で価格競争に陥った場合、社員の日々の勤務にどう影響するのか?

ビジネスとか経営について勉強していると、「他社との競争」とか「競争激化」といった言葉を目にすることがあります。これってどういうことなんでしょうか。 どうやら、自社の商品が他社と比べてあまり差がない、似ている、同じような商品の場合に起こるよう…

『クリティカルチェーン』から納期短縮により下請け業者が価格競争を回避して入札を得る方法

プロジェクトという言葉を聞いてどういったイメージが思い浮かべるでしょうか。自分のイメージではIT企業の仕事のやり方の中のひとつというイメージしかなく、具体的にどのようなものなのか、といったことまではわかりません。 プロジェクトとはwikipediaに…

『ザ・ゴール』からわかる組織が変化に抵抗する5つのパターン

組織とは、例えば企業の組織では、何か新しい制度を導入しようとか、新しいことをやろう、と言うと何かと抵抗があるものです。 これはいいがあれは変えては駄目だとか、その組織に在籍する人間からはいろいろと理由をけられては結局新しいことを始めようとし…