Uberの相互評価システムはタクシー業界の旧態依然とした既存の慣習に置き換わる可能性がある

昨今「Uber」という言葉を目にするようになりました。どうやら一般人でも

タクシー業務ができるようになるようです。

以前からUberというものがあるらしいということは知っていました。自動運

転車や人工知能とUberのやり方について思うところがあるので、書いていっ

てみます。

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Uberとは

Uberとは、具体的には、wikipediaに以下のように書かれています。

Uber – Wikipedia

特徴としては、一般的なタクシーの配車に加え、一般人が自分の空き時間と自

家用車を使って他人を運ぶ仕組みを構築している点で、顧客が運転手を評価す

ると同時に、運転手も顧客を評価する「相互評価」を実施している。

世界では、タクシーにおいて「領収書を発行しない」「タクシーメーターを倒

さず、法外な料金を請求しボッタクる」といった問題が多く起こっていること

から、これらの問題を回避し、さらに車両オーナーにとって「簡単な小遣い稼

ぎ」ができる点が受けている。しかし、既存のタクシー業界からの反発も根強

く、訴訟や運輸当局から営業禁止命令を受けた国、地域もある。

Uberに登録すれば一般人でもタクシーの業務ができるようになるようです。

以下の記事でUberの使い方について詳しく書かれています。

Uberの使い方や特徴を解説。サンフランシスコや東京でUberを使って素晴らしすぎた件。 – なまけるのに飽きるまで-格安SIM・スマホを使い倒す

ドライバーも乗客も評価される

いろいろと調べていて驚いたのはこのシステムです。どうやら「ドライバー」

も「乗客」も評価されるようです。

ドライバーがある一定以下の評価になると解雇になってしまうそうです。その

ためドライバーは評価を下げないように、独自のサービスを提供したり、車内

を清潔に保とうとするといったインセンティブが働きます。

乗客も評価の対象なので、おかしなことはできなくなります。例えば運転手に

乱暴したり、お金を払わなくなったりしたら、その評価は誰でも見ることがで

きてしまいます。

ですから、運転手もその人の所に行こうとは思わなくなるでしょう。

個人を評価するシステムから思うこと

Uberのこのようなやり方っておもしろいなと思います。例えば企業に勤務する

場合、今のITの技術では会社レベルの評価が限界かなと思います。

例えば「転職会議」とか「Vorkers」といった企業の評価サイトがあります。

ここでは実際に勤務した人たちが会社ごとにどのような会社だったかを入力し

て、企業ごとの評価を見ることが出来ます。

自分も就職活動するときは多少こういったサイトも参考にしていました。です

が、こういうのって「企業レベル」ですよね。

今はクラウドソーシングサイトがあり、そこで企業や個人の評価が分かるシス

テムになっていますが、まだ広くは普及していません。

これが「個人レベル」まで評価が見られるようなシステムが当たり前の世界に

なったらどうなるのかなと考えたりもします。

もっと様々な技術が進歩して、たった一人の上司の評価で昇進が決まるのでは

なく、市場からの評価で昇給や昇進が決まるシステムができたらどうでしょう

か。

そうなれば今までよりも適正な評価がされていくでしょうし、なによりパワハ

ラなどの「悪いこと」はできなくなるはずです。

インターネット上の誰でも見れるサイトで、「○○さんは、過去に部下を3人

、パワハラで辞めさせている」なんて評価がついてしまったら、その人はなか

なか仕事ができなくなるでしょう。

本来そうあるべきだと思います。そのような評価システムがあれば、多くの人

はもっと頑張ろうと思えますし、嫌な人も市場から排除されやすくなるので、

悪いことをする人は、真面目な人にただ乗りするということも少なくなってい

くのではないでしょうか。

タクシー業界との競争とそこから見えてくるもの

以前以下の過去記事で、タクシー業界は、今後自動運転車によって競争にさら

される可能性があると書きました。

自動運転車や人工知能はまだ実用段階にはいっておらず、まだまだ数年先、も

しかしたら数十年先になるかもしれないと思っていました。

このブログでは世界の技術の進歩は、普段我々が考えているよりも全然早く進

んでいる、といったことを書いています。

ですが、Uberの件からこのような「やり方」もあるのか、と考えさせられまし

た。自動運転車や人工知能を開発するのではなく、「個人に力を持たせる」よ

うな環境をつくる、というやり方もあるんですね。

周りの様々な環境の変化を観察してみると、個人の評価システムでも書いたよ

うに、むしろその「個人」がどうあるべきか、という方向に世界が進んでいま

す。

もしかしたら、今後新たな技術が開発されなくても、「新しいやり方」とか、

「新しいビジネスモデル」によって、今までの業界の競争が一変してしまうと

いうことが同じように起きることが十分考えられます。

今後は企業ではなく、「個人」がどう生き残っていくのかが試されるのではないか

以下の過去記事では「一億総活躍社会」について触れました。

遅かれ早かれ、どのような業界でも新たな競争相手は出てきたはずであり、競

争していかなければならなくなったはずです。それがタクシー業界ではUberと

いうアメリカの企業でした。

それはどのような業界、企業でもこのようなことは今後十分考えられることで

あり、個人でも同様のことが言えると思います。

個人が今後生き残っていく上で、今世界や日本がどのような状態なのかを把握

して、そこから将来はどうなりそうなのかを予想していく必要があります。そ

のために今のうちから勉強し、早めに準備しておくのが望ましいでしょう

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