部下がいることがこれだけありがたいのに、なぜ管理職は部下を潰してしまうのか?

今回勤めることになった職場では初めて年下の人間と一緒に働くことになりました。なんというか、こういったことは初めてだったので、なんだか新鮮な感じがします。

 

自分はここまで何社か働いてきたのですが、自分より年下というのは今回が初めてでしたし、20代で経理の仕事をしている人というのは本当に会う機会が少なく珍しい存在でした。

 

そのような今までの環境から、今回のような職場で働くうちにいくつか気づいたことがあります。これは本当に個人的な感覚なので他の人はまた違った感覚かもしれません。その点はご容赦ください。

 

そういったことを事前にお伝えしつつ今回はそのことを書いていっています。

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雑務的なことは全て他の人間が引き受けてくれる

今回の記事のタイトルは「部下がいることがこれだけありがたいのに、なぜ管理職は部下を潰してしまうのか?」です。

 

一応事前に書いておきますが、今回の職場は自分が派遣社員として入り、年下の方と働くことになったということは冒頭部分で書きました。

 

ですが、自分が何らかの役職についたとか、部下ができたというわけではありません。もし「自分に部下ができたらこうなるのだろうか」と今回思ったので、そういったことを踏まえつつ今の職場で感じたことを書いていきます。

 

今の職場に入ってから、しばらくして感じたことは「なぜこんなにしてくれるのに上司は部下を潰してしまうのだろうか?」ということです。

 

今までに比べると非常に楽だなと感じるようになりました。というのも電話応対とか来客対応とかその他諸々の雑務を、今いる年下の社員の方がしてくれるからです。

 

いろいろ気を使ってくれるし、時にはお菓子もくれます。

 

今までの職場ではこういったことは絶対考えられませんでした。それは正社員とか派遣社員に限ったことではありません。

 

というのは、今までの職場内では他の人と比べれば自分がまだ若かったため、雑務的なことは全て自分がやらなければいけませんでした。

 

経理として自分より年下の人間が、今までの職場で一回もいなかったのです。

 

自分としてはちゃんとやっているつもりなのですが、その雑務でさえも上司から細かくあれこれ言われるので、いろいろと気を使うことが多かったです。

 

当時の自分は無知だったので、とにかく言われたことに従うしかありませんでした。当時は「こんなことに意味があるのかな?」と思うこともありましたが、「何か意味があるのだろう」と自分に言い聞かせて仕事に励んだものです。

 

今だからこそわかるのですが、下の人間に対して「もっと言いようはあったのではないか?」と思います。

 

下の人間がいるからこそ上の人間は中心的な仕事をすることができる

これは本当に感じます。今まであれば電話応対とか雑務は全て自分がやらなければいけない存在でした。ですから、電話応対した後などは、それまでしていた仕事で忘れてしまう部分があったりして、ミスを指摘されるというこも結構ありました。

 

別に経理に限ったことではないのでしょうが、日常の決まりきった業務をこなしていても「突発的なこと」というのは往々にして起こりうるものです。

 

何らかのトラブルとか、いろいろと自分がコントロールできる仕事というのは少なかったと感じます。

 

それが反対に、今の職場ではそういったことを他の人がしてくれるようになったことで、自分の仕事がコントロールしやすくなった気がします。

 

いや、コントロールしやすい仕事をしているからでしょうか、とにかく今までに比べれば楽になりました。

 

要は「今までに比べて、自分の仕事に集中して取り組めるようになった」ということです。

 

その効果は、今までに比べればミスをしなくなり(そもそもミスをしやすい業務をしなくてもよくなったと言えるかもしれません。)年下の社員の方がしていた仕事も手伝えるようになったことです。

 

それ以外にも「こういった新しいことをしてほしい」と言われるようになったりと、自分を助けてくれる存在がいるということが、これだけありがたいとは思いませんでした。

なぜそんなに簡単に潰してしまうのか

今の世の中には「パワハラ」とか「過労死」という殺伐した言葉があります。

 

確かに今までの人類の歴史の中で平和だった時代というのは非常に少ないです。むしろ戦争や人を奴隷として扱う時代の方が圧倒的に長かったというのが真実です。

 

ですが、2017年という時代になってもなお、人が人を人として扱えないというのはいかがなものなのかと日々感じています。

 

何が人をそこまでさせてしまうのでしょうか。例えば営業を仕事にする人であれば、なるべく多くの売上をあげるというのは大事でしょう。

 

管理職の人間も部下がある程度の売上をあげられなければ何らかの措置を講じないといけないかもしれませんし、管理職側の人間も何らかの処分を受けるかもしれません。

 

管理職の人間も更に上の人間からいろいろと指示を受けているというのは、なんとなく想像はつきます。

 

役員となる人間も株主からなんらかの指示を受けているのでしょうし、社員を食わせていくためにはある程度の売上が必要です。そのためには下の人間にある程度厳しい指示をしなければいけない時もあるでしょう。

 

どの階層の人間もなんらかのプレッシャーを受けていると言えるのかもしれませんね。

 

おそらく自分のように、「下の人間やサポートしてくれる人間がいるとこんなに楽になるのか」と感じた人もいたと思います。そういった人間がいてくれるのにもかかわらず、

 

それでもなお潰してしまうほどの扱いをしてしまうというのは、その人の人間性の問題もあるのでしょうが、「現在の社会の問題」もあるのではないでしょうか。

 

要は「企業間競争が激しくなってきているから、手っ取り早く利益をあげるには経費を削るしかない。そのしわ寄せが管理職や部下にきている」といった感じでしょうか。

 

昨今は自殺者数が3万人前後と高い数値をキープしたままで、順調に減っていっている、とは言えません。その自殺者数の中でも多い世代が40代から50代というデータもあります。管理職が多い世代です。

 

自分の考えとしては、いかに効率的に仕事を進めるか、ではなく、「いかに他のものに置き換えることができるか」という所まできていると感じています。

 

「他のもの」というのは、ロボットであったり、ITによるシステムであったり、もしくは「それ自体を全く無くしてしまう」という方法もあるかもしれません。

 

企業内における管理職の問題については以下の過去記事で書いてきました。

そもそも、「部下を潰さざるを得ない時点でそれはもう会社として機能していない」のではないかと思います。本来であればそういった企業というのは自然淘汰されて、市場からは退出していくはずです。

 

もちろんそこで働く人にも生活があるでしょう。ですが、自分の生活のために今後も他人を潰していくことに抵抗はないのでしょうか。新しい選択肢を考える時が来ているのではないかと思います。

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