なぜ独自ドメインとワードプレスへ移行したのか

なぜ独自ドメインとワードプレスへ移行したか。

 

今回、この「知識の倉庫の整理」ブログは、はてなブログから独自ドメイン、ワードプレスへと移行しました。その理由というのはいくつかあるのですが、はっきり言えば「今までのやり方に限界を感じたから」です。

 

この「限界」というものにも見方はあると思うのですが、例えばはてなブログのカスタマイズ性とかですね。もちろんこれだけではありません。

 

ブログを始める人の理由として、例えば今までの知識や経験を文章という形で蓄積、棚卸ししていきたいとか、広く情報発信できるようになりたいとか、今流行っているから、仕事に利用できそうだから、などたくさん考えられます。

 

自分もそういった理由のいくつかを持ちながら始めました。もちろん最初の頃ははてなブログの使い方や機能、拡張性とか可能性など全然わからないことだらけでした。

 

そういった過去の思いを振り返りながら、「なぜ独自ドメインとワードプレスへ移行したのか」について書いていってみます。

内側の世界と外側の世界

ブログを始めてはてなブログが初めてではありません。しかしここまで真剣に取り組んだのは今回が初めてです。はてなブログで日々記事を積み重ねていくと気づきとかコツというのもわかってきます。

 

導入や結論など文章の書き方、どこにどういった情報源があるのか、引用の仕方、テーマとかデザインにはとういったものがあるのか、

 

はてなブログにはどのような人がいて、どんな記事を書いているのか、はてなブログの世界観等々、時間が経つにつれて段々とわかってくるようになりました。

 

人間というのは内側のことがある程度わかってくるようになると、外側のことも気になってくるものです。

 

例えば、なぜこの人のブログはこういったデザインなのか、なぜ無料ドメインや無料ブログではなく、わざわざお金を払って独自ドメインにしたりサーバーを借りてワードプレスを使う人がいるのか、といったことです。

 

普通に考えれば無料で使った方が良さそうな気がします。しかし現実にお金を払ってまでブログで記事を書いている人が存在します。これはどういうことなのか。

 

ブログを始めた頃は気にもとめなかったのですが、ブログを実際に書いていったからこそ「あぁなるほど、だからこういうことをしているんだな」といった感じでその理由というものがわかるようになっていったわけです。

 

ここから独自ドメインとワードプレスに焦点をあてて、もう少し詳しく書いていってみます。

独自ドメインにした理由

気づいている人は気づいていたかもしれませんが、この「知識の倉庫の整理」ブログは、3ヶ月前からはてなブログで独自ドメインを使っていました。ではなぜ独自ドメインにしたのか。

 

ブログを始めた頃は全然意識していなかったのですが、ある程度の月日や記事数を積み重ねていくと「もう少し広く情報発信できないものか」と考えるようになります。

 

そこからいろいろと学んでいき、カスタマイズなど自分のブログに手を加えていくようになりました。しかし、どうやっても自分のイメージ通りにいかない部分も出てきます。そこである時ふと思い立ちます。「他のブログと比べて何か根本的な違いがあるんじゃないか」と。

 

そこでインターネット調べてみると、どうやらこの世界には「独自ドメイン」というものがあるようです。自分が今まで使っていたはてなブログの無料ドメインと有料の独自ドメインとでは何が違うのでしょうか。

 

いくつか違いがあるのですが、自分が一番印象に残ったのは次の点です。

 

はてなブログなどのブログサービスの無料ドメインは、同サービスを利用している別の人が書いているブログの無料ドメインと「競合」してしまうということです。これがどういうことなのかもう少し詳しく書いていってみます。

 

例えば自分が今まで使っていたはてなブログの「psoukonoseiri.hatenablog.com/」というドメイン(hatenablog.com/)は、はてなブログを使っていれば(hateblo.jpだったか?hatena.ne.jp、hatenadiary.comなど、はてなブログ内でも複数の種類のものがある)多くの人が使うルールになっています。

 

初期設定で自分の好きな文字を入れられるようにはなっていますが、その後に必ず、「hatenablog.com/」がついてきます。これの何が問題なのか。

 

要は「Googleは検索画面上に同じブログサービスのドメインを2つ以上は表示させない」ようにしているようなのです。

 

例えば「野球」という言葉で誰からがgoogleで検索したとします。自分のブログが検索画面上に表示されるには同じブログサービスの内の他のブログとの競争に勝たないといけません。

 

まず同じブログサービス内の他の競争相手との競争に勝たないと、検索画面上には表示されない、つまり無料ドメインだとどうしても一定の所で限界が来てしまうということです。

 

これは実際にいろんな言葉で検索してみた時に実感しました。例えば何か新しい料理を覚えたいと思ったときに「晩御飯 本」で検索したとします。検索画面上で「アマゾン」のサイトで10個表示されるとか「楽天」のサイトで10個表示されるなど、同ドメインで埋まってしまうということはないはずです。

 

必ずアマゾンのサイトは1つ、楽天のサイトは1つ、紀伊国屋書店のサイトが1つ、個人のブログが1つ、といった感じで必ずドメインごとに1つだけの表示になっていると思います。(多少の例外はあるかもしれません)

 

より多くの人に情報発信できるようにするために、なぜ無料ドメインよりも独自ドメインの方がいいのか。それはここまで書いてきたことが理由です。

 

なぜワードプレスで新サーバーにしたのか

なぜワードプレスで新サーバーにしたのか。それは「カスタマイズ性」と「ページ速度」が理由です。

 

ブログというものを通していろいろと手を加えたり、記事を積み重ねていかないとなかなか気づかないかもしれませんが、ある時ふと思うんです。「あれ?これってもっと良くできないのかな?もっと読み込むスピードって速くできないのかな?」と。

 

SEとかプログラマーとして長年働いてきた人であれば別なのでしょうが、自分のようなHTMLとかCSSの知識に対して全くの素人の人間にとっては、ブログの利便性やページを読み込むスピードを高めるためにブログをカスタマイズしていくのには限界を感じました。

 

ですからどうすればいいのかと考えた時、自分にとっては「ワードプレス」と「サーバー」でした。ワードプレスはブログを書いている人であれば多くの人が1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

特に自分は「Simplicity」というテーマを使うことにしました。というのは、それほど難しい手順を踏むことなくカスタマイズができるようで初心者向けとあったからです。

 

ワードプレスに引っ越して約一週間使ってみましたが、なるほど「至れり尽くせり」といった感じです。

 

今までのはてなブログでは、グローバルメニューをつくるのにブログに詳しい方が配布してくださっていた元になるコードがありましたが、自分のブログに合うようにするには自分で元になるコードを少しいじらないといけませんでした。

 

しかしワードプレスだと必要な部分のチェックボックスにチェックを入れていくだけでグローバルメニューができるのには驚きました。

 

厳密にはもう少し手順を踏む必要があるのですが、ワードプレスに移行するには全てにおいて専門的な知識を必要とするわけではないようです。

 

他にもかなりたくさんの細かい設定が出来るようになっていて、ワードプレスのカスタマイズ性や拡張性というものに非常に感心しました。

 

サーバーの方ですが、はてなブログを使っていた時ははてなの側のものを使うことができましたが、これからは別のものを借りないといけません。

 

通常ワードプレスを使う時に多くの人に使われるのが「さくらサーバー」とか「Xサーバー」というものらしいのですが、それ以外にもっと良いものがないか探してはいました。

 

はてなブログから独自ドメイン、ワードプレスと大きく変えるのであれば、サーバーについても何か革新的に性能や結果が高められるものはないかと探していたところ、「Mixhost」というサーバーを見つけました。

 

自分はまだこういった領域の知識は疎いので何とも言えませんが、どうやら他のサーバーと比べると機器や性能が根本的に違うようです。

 

また、料金プランも他社のサーバーと比べて安く月額500円程で使えるという点と、無料で使える期間が最初の30日でいろいろと確認できるだろうということで「Mixhost」を選択しました。

 

まとめ

以上ここまで書いたことが独自ドメインとワードプレスに移行した理由です。確かに最初は抵抗感がありました。移行するときの手間とか、移行に失敗してデータが消えてしまうとか元のはてなブログにも戻れない状態になってしまったりするリスク、

 

また、今まではてなブログ上で積み重ねてきた「はてなブックマーク」とか他者からの評価が0からの状態になるといった点を考慮しても進むべきなのか、と。

 

しかし今までの状態がずっと続くことを考えると精神的に厳しくなりそうでしたし、何より「やってみたかった、試してみたかった」という気持ちがありました。

 

まぁまだ手探りの状態ですが、何か変化があったらまたここで書いていこうかと思います。

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