イメージできないシステムはプロが作った完成形やUIをベースに考えてみる

業務の種類と種類ごとに対応するシステムについて

会社にはいろんな部署があります。例えば経理部や総務部、人事部、販売部、マーケティング部、生産管理部、情報システム部など一般的に考えられているものだけでこれだけあります。

 

一方で先に挙げた様に会社ごとに共通している部署もあります。会社ごとに業務が違うといっても根本的な部分では共通しています。

 

別の視点で考えると、部署ごとに必要とされるシステムもある程度は共通して決まってくるわけです。例えば会社の規模でも変わってくるのですが、経理部でよく使われる会計システムには、

  • 弥生会計
  • 勘定奉行
  • ミロク会計
  • Lotus Notes

などがあります。

 

また、他の部署で使われるシステムの例として『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本』には、部署と部署ごとに使われるシステムとして次のように書かれています。

  • 人事管理に関する部署ではオービックビジネスコンサルタントの「人事給与i」(P.122参照)
  • 販売管理に関する部署ではオービックビジネスコンサルタントの「商奉行i」(P.164参照)
  • 生産管理に関する部署ではエクスの「電脳工場」(P.232参照)
  • 物流・在庫管理に関する部署ではパスコの「LogiSTAR」(P.292参照)

などのシステムが使われているようです。

 

自分の知識だけでシステムをつくる、ということも勉強のひとつではあると思いますが、「プロがつくったシステムを参考にする」というのも勉強になります。

 

全く何の参考情報がない状態からシステムを作るよりも、例えば販売管理の「商奉行i」のUIを見る(インターネットで調べたり、関連書籍を購入してみる等)、働いている会社にあって可能であれば使ってみることによって、販売管理という業務からシステムを作るうえで、

  • どんな項目が必要なのか
  • どんなデータを扱っているのか
  • どのようなシステム構造になっているのか

といったことなどがわかります。

 

上記に挙げたことを知るのは、自分だけの知識・経験からシステムを作るという状況ではなかなか難しいと思います。

 

SEには「様々な業務知識」が必要とされると言われますが、「この種類の業務ではどんなシステムを参考にすればよいか」という知識も必要なのではないかと今回思いました。

もう一歩進んだ考え方

もちろん真似することは重要ですが、完全に同じものを作るのは権利的、法律的に問題なので、その人自身のオリジナリティやアイデアを入れていく必要はあると思います。

 

ExcelやWord、勘定奉行などの会計システムを真似したシステムからもう一歩進んで、そういった多くの人に使われているメジャーなシステムから「もっとこういうことができるようにしたい」という点を盛り込んだシステムを作れれば、理想的ではないでしょうか。

 

もう少し言い方を変えると、既存のシステム(Excelや勘定奉行などのメジャーなシステム)を元に同じようなシステムを作りつつ、依頼主の要望に合わせてカスタマイズできればいいんじゃないかと思いました。

 

今の時代に存在するシステムは先人達のノウハウや合理性が蓄積されて今の姿になっているはずです。一から作るよりかは、既存のものを流用する形の方が、全然楽にシステムを作ることができるでしょう。

 

既存のシステムをベースにシステムを作るうえで考えられるメリットのひとつは、一から考えたり一から作ったりする必要がなく、開発側からすると非常に楽になる、というのはあると思います。

 

もうひとつのメリットは、ユーザーの側にとって、それ程抵抗感なく受け入れられて使いやすいのではないかということです。

 

今まで使っていたシステムと同じようなUIであれば「既視感」があるので「どこに何があるのか」というが早く理解できます。

 

一方、それまでとは全く違ったUIや機能であれば、ユーザーはシステムを使いこなすことができず、困ってしまうでしょう。

 

以上のことが、システム開発経験が少ない人が、システムを作る方法のひとつとして使ってみるのもありなんじゃないかなぁと今回考えたことです。

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