今は昔と違って、紙の本ではなくKindleの電子書籍を読む人が増えているようです。
この「電子書籍」とは紙ではなく電子的に記録され、パソコンやipad、スマホの画面などで読む本や雑誌を指すとされています。また、「電子ブック」「デジタル書籍」「e-Book」などと呼ばれることもあります。
KindleとはAmazonが提供している電子書籍関連サービス、または電子書籍専用デバイス(Kindle端末)の名称でもあります。
日本における紙媒体の市場の売上高の推移は微減が続いていますが、一方電子媒体の方は順調な右肩上がりになっています。少し前はKindleや電子書籍というのは、日本人にとってはなかなか馴染まなかったというか、「見づらい」とか「使いづらい」といった意見もありました。
しかし、電子書籍の市場の伸びから以前に比べれば利用者も増えてきています。実は近日中に、自分もVBAに関連する電子書籍を出版しようと思っています。
紙の本の場合は、大学教授とか大企業の役員経験者、または何らかの分野で有名な一部の優秀な人しか出版できないといったイメージがありました。けれども、電子書籍であればやる気さえあれば個人で出版も難しくはありません。
いろいろと経験を積み重ねてきたので、自分の中でももういいんじゃないかと思えるようになりました。
VBAに関連する電子書籍を出版するまで
ブログを書くのは久しぶりです。2年ぶりぐらいになるでしょうか。
なぜこの期間何も書かなかったかというと、まぁ仕事が忙しいとか体力的に厳しくなってきたとかいろいろ理由はあるのですが、段々と強制感とか息苦しさというのが出てきましたし、もっと別の世界も見てみたいと思うようになっていきました。
当初は書きたいからブログを書いていましたが、時間が経つにつれ徐々に書かなければいけない、という感じになっていました。
自分のブログではいくつかVBAについての記事を書いてきています。せっかくVBAという素晴らしいものに出会えたのだから腰を据えてしっかり勉強してみようという気持ちもありました。また、引っ越した時期とも重なるので引っ越し先の周りもいろいろと見て回りたいという気持ちもありました。
あれから周りの環境もだいぶ変わりましたし、自分の状態もだいぶ落ち着いてきました。今はVBAのSEとして働いていますがその前は経理として働いていました。経理の時や経理からSEになって気づいたこと、SEとしての知識やノウハウもそこそこ蓄積できてきたと思っています。
そういったものの一部を電子書籍として出版してみたいと思うようになりました。
今の時点でなかなか詳しいことは言えないのですが、電子書籍の出版の準備を進めています。そのため、現在では執筆や表紙の作成などをしています。
なにぶん本を出すというのは初めてのことなのでわからないことだらけで、いろいろネタを整理したり本の書き方の本を買って勉強したりしてきました。ここまで準備してきて思ったのは、やはり「本の書き方」という分野もちゃんと勉強した方がよいということです。
「本の書き方」の本で勉強する前は、これまでブログで長文をたくさん書いてきたので結構勢いで書けると思っていましたし、実際ある程度最初の部分は書けていました。しかし段々と不安になってくるというか、
「本当にこれでいいのか」とか
「あれ?本筋からちょっと脱線していないか」とか
「前後の文脈とか流れ的にこれでいいのだろうか」
といった悩みが尽きなくなっていきます。途中から完全に行き詰まって「あぁ、これはもうちゃんと勉強しないとだめだな」と思うようになりました。
電子書籍や紙の本で「本の書き方」に関連する本を何冊か読んでみたのですが、やっぱり勉強してみると違ってきますね。全体としての骨格というか、指針というか、「全体的に具体的に何をすればいいか」がわかってきました。
目次の書き方とか本文の埋め方、本文を書いた後の見直しの仕方など、非常に勉強になりました。ちゃんと勉強せず勢いだけで執筆を続けていたら遅かれ早かれ挫折していたでしょう。やっぱり何事も勉強してみるものだなと思いました。
今までも何度か電子書籍を書いてみたいと思ったことはありました。しかし、仕事が忙しかったり、自分に積み上げてきたものに自信が持てなかったり、そもそも本の書き方がわからなかったりといった理由で先延ばしにしてきました。
ここまでいろいろありましたが、準備が整ってきたので電子書籍の販売直前になったらツイッターで報告する予定です。
今回の本は以下の人を推奨読者としています。
- 経理や事務の仕事でミスが多くて悩んでいる人、または業務を自動化したいと思っている人
- まだ勉強は始めていないが、VBAに興味がある人
- VBAを勉強し始めてまだ間もない人
- 部下に仕事を任せたいと思っているが、ミスが怖くてなかなか任せられない管理職の人、または出世したい人
また、出版する本の注意点は以下のようになっています。
- 具体的なコードについての解説が書かれているわけではありません。
他にもいろいろあるのですが、あまり書くとネタバレになってしまいますのでこれぐらいでご容赦ください。総文字数は約3万5千字ぐらいになる予定で、一般的に売られている電子書籍と比較すると、そこそこのボリュームかと思います。
是非、多くの人に読んでいただければと思っています。
よろしくお願いします。
コメント