準備した設計図による2016年度中小企業診断士2次試験を受けての手応え

お疲れ様です。10月23日の日曜日に中小企業診断士2次試験を受けてきました。とりあえず無事何事もなく4事例終えられて良かったです。

 

今日まで試験勉強のためになかなか更新できませんでしたが、しばらくはもう中小企業診断士の勉強は手につかなそうです。

 

今日は2次試験を受けての感想や手応えについて書いてきます。

 

試験当日の心理状態としては、それほど緊張せずに臨めました。というのも、「この日」までに勉強を継続するのに疲れて「もう早く終わらせて楽になりたい・・・」という気持ちの方が強かったからです。

 

実際の試験を終えての感想は、「可能性はあるかな」という感覚です。もちろん落ちている可能性も十分ありますが。

去年の2次試験の時の反省と感覚

去年は2次試験を終えての感想や反省について以下のような過去記事を書いています。

今見返してみると、「あぁ、いろいろと書き残して良かったな」と感じています。去年の自分は何を考えていたのか、試験後に何をしようとしていたのか、というのを見返してみて思うことは、

 

「やり残したことに対して、一通り手は尽くせたかな」と思います。

 

欲を言えば「あれをやっておけばよかった、これもやっておけばよかった」というのは多少はありますが、概ねやり残したことは、試験日までにかなり消化できました。

 

例えばこのブログの過去記事でも書きましたが、『ザ・ゴール』を読んで、「なぜボトルネック工程というものに焦点を当てるのか、ボトルネック工程を改善するとなぜ良いのか」

 

工場の生産工程において、今までに無い発想を学ぶことが出来ました。

 

『中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ』では、財務・会計のキャッシュフローの算出方法には2種類あり、両方使えるようにした方が良いということでした。

数え上げればまだまだ出てくるのですが、今思うとこれだけやり残したことがあるんだから、そりゃ落ちるよなと今更ながらに納得しています。

 

というのも、去年は本当に惨憺たる結果でした。もう試験が終わった直後の感覚として「あぁ、ダメだな・・・」という状態でした。

 

去年の事例Ⅳはほぼ壊滅状態でした。できたと言えるのは第1問と第4問ぐらいで、第2問と第3問はほぼ全滅です。

 

事例Ⅰ~Ⅲはなんとか埋めることができましたが、事例Ⅳの出来から、合格の可能性はほとんど「諦め」ていました。実際去年の12月の結果発表を確認して、「やっぱりダメだったか」という思いでした。

今年の試験を受けた感覚

建築図面の設計図

そういった去年の感覚からすると今年は「もしかしたら」という感覚は持てました。

 

今年は事例Ⅳの財務・会計の一部以外は全部埋めることができましたし、何より全ての事例で「俯瞰的」に問題文を見ることができました。

 

機会があったら別の記事で書こうと思っていますが、この俯瞰的に見ることができた、というのは、この日までに各事例ごとに自分なりの「設計図」をつくっていたからです。

 

自分がつくった設計図通りに見ることで「ここはこれ、この場合はこれ」という風に「何を聞かれているのか?何を書けばいいのか?」がある程度見当をつけて解答を書くことができました。

 

もちろん一部わからない所もありましたが、概ね設計図通りに書けたのではないでしょうか。

 

事例Ⅰ━老舗印刷業の事例

事例Ⅰから「設計図をつくっておいて良かった」と感じました。というのは、2次試験の事例Ⅰの前半では、よく事例企業の「強み・弱み」とか「機会・脅威」が聞かれるのですが、

 

通常の問題文では直接的には聞いてきません。いろいろと遠まわしに聞いてくるというか、曖昧なのです。

 

ですが、今回ある程度準備はしてきましたし、「企業内の人材の流動性をいかに高めて、いかに業績向上に繋げるか」といった全体のテーマも念頭において解答できた気がします。

事例Ⅱ━醤油メーカーの事例

事例Ⅱは醤油メーカーの事例で図表が2つ出されました。ひとつはしょうゆ関連データで、2001年以降の日本の醤油の消費量に関するものでした。

 

もうひとつは、日本における2008年以降の醤油と醤油関連製品の出荷数量の折れ線グラフです。

 

図表一の日本国内の醤油消費量の減少の推移と図表二の醤油関連製品の折れ線グラフから、徐々に醤油関連製品に自社の商品をシフトさせていく必要がある、というのが今回の事例のテーマではないかと思いました。

 

この事例Ⅱは他の事例と比べてそれほど内容は複雑ではなかったのではないでしょうか。ここでも

 

「あぁ、ここは客単価向上策かな」

「ここは来店客数向上策(顧客との関係性向上策)ではないだろうか」

「次の問題がインターネット販売策だから、ここはオフラインでの販売策を書けばいいのかな」

 

といった感じで、今までのパターンや全体の流れから、ある程度問題の意図を把握できた気がします。

事例Ⅲ━カット野菜の受注生産企業の事例

自分で設計図をつくってこなかったら事例Ⅲは全滅していた可能性が高いです。というのは、今回の事例Ⅲの生産・技術の問題は、今までに無いような図表や聞かれ方だったからです。

 

事例企業のクレームを把握するための「特性要因図」が出題されたのは初めてで、何をどう見たらいいのか最初のうちはパニックになりそうでした。

 

問題文で書かせる文章の文字数も、160字、120字、160字とひとつの問題で書かせる字数としては多く、問題文も曖昧な感じがしました。

 

たぶん去年の自分だったら間違いなく埋められていなかったです。しかし字面を見るのではなく、

 

  • 何が聞かれているのか
  • 今までのパターンはどうだったか

 

を意識して問題文を見ることで、「あぁ、たぶん今までと同じようなことを聞いてるんだよな」という感覚を持ちながら、なんとか「設計図」に近い形で解答を書けました。

事例Ⅳ━鉄板焼きレストランの事例

事例はⅣは、あれ?という感じでした。今回は簡単な問題と難しい問題が両極端で「6年後の売却価値」とか、その問題に土地が含まれていたりと、過去問を12年分やってきましたが見たことがなく、難しいというより「全くわからない」問題でした。

 

しかし、それ以外はある程度理解して空欄を埋めることができました。これは去年と全く違う所です。なんとか足きりは免れそうです。

自分の感覚と得点との相関性

中小企業診断士の2次試験は筆記試験であり、人によってはかなり解釈が異なったりと、なかなか正確な点数は予測できません。

 

ですが、去年の各事例ごとの結果というのは、試験を受けた「その時の感覚」に「近い」ものでした。それについては以下の過去記事を書きました。

なぜ「相関性」なんて書くのかというと、自分が今まで受けた資格学校などの模試の結果と実際の試験の結果が全然違うからです。

 

去年の感覚と比べると、今回受けた感覚は「決して悪くない」と言えるのですが、実際はどうなるかはわかりません。

 

当日まで期待する気持ちを抑えて、結果を待ちたいと思います。

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