『全知識』を読んでおけば良かったと思ったのと、「一店逸品」について

記事名の『全知識』とは、『中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全知識〈2015年版〉』という中小企業診断士試験に関する参考書の1つの名前です。

 

「一店逸品」とは『全知識』の中にあったキーワードの中の1つです。

 

今月に入ってから、新しい会社で働き始めました。それと同時に『中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全知識〈2015年版〉』を次の試験のために読み始めたのですが、「やっておけば良かったなぁ」と思うことが次々と出てきました。

 

今日はそのことについて書いていきます。

「一店逸品」について

『全知識』の中のp.96から「一店逸品」というキーワードが見つけました。これがどういう意味になるのか調べてみたところ、手持ちの電子辞書の中では見つからず、インターネット上で調べてみたら次のような意味になるようです。

静岡県静岡市の静岡呉服町名店街の事例

一店逸品運動とは – はてなキーワード

商店街等の活性化の一環のために各地の商店街などで行われている運動で各店舗が独自のサービスや商品を提供して差別化戦略で消費者にアピールする運動。静岡県静岡市の静岡呉服町名店街が発祥の地で、全国に広がっている。

なぜこの「一店逸品」というキーワードを取り上げたかというと、自分が受けた平成27年度の事例Ⅱに関すると思われるからです。

 

今ままでの事例Ⅱであれば「ひとつの企業」に対して流通・マーケティング面から問題を解かせる内容になっていました。

平成27年、事例Ⅱの商店街の事例

しかし、平成27年度の事例Ⅱではある商店街をどう組み立てて売上を伸ばしていくか、活気づけていくかといった感じの問題でした。

 

今まで全く見たことのないような問題だったのでよく覚えており、「一店逸品」というキーワードは、おそらくこの事例Ⅱのことだろうなと思いました。

静岡県静岡市の静岡呉服町名店街について

上記の「一店逸品」のキーワードの意味の中に「静岡県静岡市の静岡呉服町名店街」という言葉があったので、これも調べてみました。それが以下の中小企業庁のホームページにあったものです。

中小企業庁:がんばる商店街77選:静岡呉服町名店街

(1)一店逸品運動

専門店として生き残るために、仕入れ販売するだけでなく、各店舗がそれぞれの魅力のある商品を開発することを目的に、平成5年から始めたこの取組みは、各店舗での来店客とのやりとりを通して、独自商品を開発及び販売している。

 

現在では、各店に話題の逸品が存在し、全国的にも注目される商品も多い。このような商品を生み出すことは、ニーズを知らなければならず、来店客とのコミュニケーションが不可欠である。

 

この運動では、来店客のニーズに敏感に対応できる感性を身に付け、自信をもって商品説明することが重要である。また、ユニークな点としては、他店舗の商品について、色々とアイデアを出し合いながら、逸品の完成度を高めるところにある。

各店舗が協力し合い、ひとつのショッピングセンターとみなす。

要は商店街の各店舗が自分のところの売上だけを高めるために売りたいものを売る、という旧来のやり方を改めて、商店街をひとつのチーム、もしくはひとつのショッピングセンターとみなして相互に協力し合うということ。

 

各店舗は、商店街のコンセプトに沿いつつ、得意な商品を売ることによって、全体の売上を高めよう、全体を活性化させよう、という意図によるものと思われます。

 

なるほど、なんとなく考えつきそうではあったのですが、今までであればそれほど競争は激しくなかったので、このような全体のために自分の所の商品を変えたり、売上を下げるかもしれないような話はまとまらなかったのではないかと思われます。

 

しかし、昨今のデフレの長期化や、少子高齢化、商店街の近くに大規模なショッピングセンターができてしまったりなど、外部環境が大きく変わってきたことで、いよいよ何か変えなければまずい、という背景もあったかもしれません。

 

おもしろい試みだと思います。

まとめ

何事もちゃんと自分で目を通さないことにはわからないものだなぁと痛感します。

 

以下の過去記事でも、診断士以外の本を読んでおいて良かったということを書きました。

『中小企業診断士 落ちる人が受かる人に変わる50の法則』という本があるのですが、この本の中に次のような文章がありました。

p.160

2次試験に通るには、知識のインプットはしないことです。

 

もちろん一定の知識は必要ですが、それは1次試験で習った知識で十分であり、教科書をいちから読み直す必要はありません。ましてや2次試験用の知識の参考書を読む必要はありません。

 

1次試験で習った知識で2次試験の過去問を解いて、論理思考力を鍛えることです。

『中小企業診断士 落ちる人が受かる人に変わる50の法則』という本は、自分でもすごい勉強になると感じる部分が多かったので、上記の引用文でも「そうなんだなぁ」と思って、2次試験に関する参考書はあまり手を出さず、2次試験の過去問を多く解くようにしていました。

もっと他の本も見ておけば良かった

しかし今になって感じることは、「もっと他の本も見ておけば良かった」と感じています。人それぞれ感じ方ややり方は異なると思いますが、少なくとも自分はそう感じました。

 

今回は「一店逸品」というキーワードについてだけ取り上げましたが、他にも「これは読んでおけば良かった」と思う知識がたくさんありました。

 

だからといって、試験前にここまでできる時間も体力もあったわけではなかったので、「これをやっておけば合格できた」とは一概には言えません。

 

まぁ、まとめると、食わず嫌いにならず、いろいろと目を通しておくことは大事だなぁと感じました。

コメント