現在、中小企業診断士2次試験に向けて勉強しています。今は『中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ2015年版』を読んでから2週目に入りました。
以下の過去記事で2次試験の参考書の『全知識』について触れましたが、この本はその姉妹編となっています。
今回はこの参考書を読んで気づいたことと、「問題解決能力」ってこういうことかな?というのを書いていってみます。
その部分が「問題」だとは思わなかった。
この中小企業診断士2次試験というのは筆記試験であり、なかなか捉えどころが難しいと感じています。
問題は大きく4題あり、事例Ⅰ、事例Ⅱ、事例Ⅲ、事例Ⅳとなっていますが、各事例ごとに企業の問題点などが書かれた文章として出題されます。
「問題点を問題点として認識する」ことが難しい
この各事例に書かれている文章から、問題点を抽出し、設問ごとに問われていることに対して解答を書いていくわけですが、「問題点を問題点として認識する」こと自体が難しいです。
問題が書かれているのに問題点を認識するのが難しいとはどういうことか、問題が書かれているのだからそこから読み取ればいいじゃないかと思います。自分も最初はそう思っていました。
権限委譲
以下に平成26年度の組織・人事事例の一文を引用してみます。
p.119
A社は、資本金2,000万円、売上高3億5千万円、従業員数40名(正社員25名、非正規社員15名)の精密ガラス加工メーカーである。1970年代半ばの創業から今日に至るまで、A社社長が代表取締役として陣頭指揮をとっている。・・・
本書では上記のアンダーラインの所に矢印で
「創業約40年でありながら、権限委譲があまり行われていないことがわかる」
と書かれています。
思わず心の中で「あぁ!そうか!」「そうくるか」と唸ってしまいました。こういうのって本当に言われないと気づけないんです。
文章的には全然普通の企業の紹介文にしか見えないんですが、ここで「権限委譲」の問題が問われているんです。
社長が多くの権限を持つのではなく、現場の管理職に権限を委譲し、生産現場の改良を行いやすくして、良品率を上げられるようにしなさい、と作問者は伝えようとしているわけです。
他にも本書でこういった部分を見つけて、思わず「なるほど」と感じました。
他の参考書の『事例攻略のセオリー』や『ふぞろいな合格答案』には本書のようなことは書かれていなかったです。
時間軸と考えの型
本書を読むことで企業に対する施策には
- 短期的視点
- 長期的視点
が必要であると、それを各事例ごとに提案する必要がある、というイメージを持てるようになってきました。
組織・人事の面から短期的視点の施策、長期的視点の施策
例えば事例Ⅰであれば、組織・人事の面から短期的視点の施策、長期的視点の施策が必要なのではないかといった具合です。
もう少し実際の試験でどう考えるのかを書くと、現時点での自分の頭の中が以下のようなイメージです。
- 問題1
SWOT(事例企業の「強み」「弱み」「機会」「脅威」の分類方法)で事例企業の「強み」や「弱み」を書かせる
↓
- 問題2~4
事例企業の「強み」を「機会」に利用して、短期的に戦術的(低い視点、現場の支店)、機能別に改善案を提案していく
↓
- 問題5
「強み」と「機会」を利用して、長期的に戦略的(上からの視点)、経営的に新規事業案、改善案を提案していく
といった具合に考えればいいのかな?と考えているのですが、まだまだ自信がありません。
「新たな視点や知識」に対して「もしかしてこれかな?」というもの
以前に以下のような過去記事を書きました。
しかし別の視点から見てみると、そのような大きな理解に繋がった時というのは数多くの知識、経験を積み重ねてきたというのもありますが、
ある業種がなぜ長時間激務になりやすいのか、という問題は経済学や経営学など新たな視点や知識を学んだ時でした。
ですから、今の段階はなんらかの新たな視点が必要なのかもしれないとも思っています。
最近この「新たな視点や知識」に対して「もしかしてこれかな?」というものを見つけました。それが記事名に書いた「フレームワークと情報を構造化する力」です。
フレームワークと情報を構造化する力
自分は午前の仕事が終わってからの昼休みは、よく近くの本屋をうろうろしていて、「何か良い本はないかな」と思いながら本を物色していました。
その時に、よく「ビジネスフレームワーク」とか「MBA」といった文字が入った本を見かけたのですが、
「自分にとっては全然違う世界の話」
「自分みたいな底辺が読むものではないかな」
と思って、全然手に触れていませんでした。
しかし、最近になって「もしかして今勉強していることって、この分野の知識が必要なんじゃないか」と点と点が繋がってきた感じです。
「ビジネスフレームワーク」や「MBA」
wikipediaでは以下のように書かれています。
ビジネスフレームワーク – 経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組み。MBAなどで教わるビジネスに必要とされるロジカルシンキングや発想法などを体系的にまとめたもの。
要は考え方や問題解決の型のことです。問題解決にはこういったやり方でやると上手くいきますよ、といった感じです。
考えや知識を構造化する

また話は変わるのですが、どこかの本かブログで、「考えや知識を構造化する」といった一文を見かけて「あぁ!」と自分の頭の中でピンとくるものがありました。
自分なりの「問題解決の型」を持ち、その型に様々な問題事象を適宜放り込んでいき、それを上手い具合に「組み立てる」という発想。
もしかしたらそういったやり方、考え方が必要なのかもしれない、と最近思うようになってきました。






















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