中小企業診断士と簿記1級の試験内容の重なる部分について

今日は簿記1級の本を買う予定は全くありませんでした。今日は日曜日で、最初はブックオフへJavaの入門っぽい本でも買おうと思って出かけたのです。

 

今後生きるための糧としてプログラミング言語の勉強は必要ではないかと思っていました。他にもプログラミング言語とかITの分野には興味があったということもあって、PythonとかJavaとかVBAとか、

 

プログラミング言語ごとの特性とか需要ってどうなっているのか、どれが面白そうか、どれだったらできそうかと調べていた結果、じゃあとりあえずJavaについて見てみようかということで出かけた次第です。

 

ブックオフへ行くと、安くて良い本がたくさんあるので、ついホイホイと他へ目移りしてしまうのですが、とある本に目が止まりました。

 

『合格するための過去問題集 日商簿記1級 ’15年6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)』

 

「ほう・・・。ちょっと見てみようか・・・。」

 

その本に思わず手を伸ばして中をパラパラとめくってみると、次のような言葉に目が止まりました。

  • 「設備投資の意思決定」
  • 「最適プロダクト・ミックスと取替投資」
  • 「最適セールス・ミックス」

「あれ!?これ中小企業診断士で勉強したヤツだな・・・。」

そうです。思わず手を伸ばした簿記1級の過去問は診断士の試験範囲と重なる部分があったのです。

 

今日はそのことで思ったことを書いていきます。

一度は挫折した簿記1級

自分はこれまで経理の仕事をしてきたので、簿記の取得は必須であろうと以前から思っていました。ですから簿記3級、簿記2級と取得したら、今度は簿記1級だということで簿記1級に関する良い本はないかと調べていた時がありました。

 

そしてある時、とある書店で簿記1級についての教科書をパラパラとめくってみると、そこには何やら異次元なことが書かれていることに気づきます。

 

「・・・。」

 

当時、初めて簿記1級の教科書の内容を見たときは、正直「厳しいな」と思いました。

 

というのも簿記3級であれば「商業簿記」の教科書1冊、簿記2級であれば、「商業簿記」と「工業簿記」で、教科書もそれぞれ一冊ずつで、合計2冊で済みます。

 

ですから簿記1級は教科書が3冊ぐらいになるのかな?なんて非常に甘い考えを持っていたわけです。本当に世間知らずでした。

 

内容の違いもそうですが、「量」で圧倒されました。どうやら簿記1級は『スッキリわかる日商簿記1級』を勉強をするのがいいらしいということは調べていました。

 

ですが、この本のシリーズが商業簿記で2冊、会計学で2冊、工業簿記で2冊、原価計算で2冊の全部で8冊あることを知り、その時点で圧倒されてしまったわけです。

 

「でも、教科書が多いだけで中身はそれほどでもないのでは・・・?」

 

そんな淡い期待は脆くも崩れ去ることになります。

 

簿記1級の本をパラパラとめくってみると、そこには見たこともない単語がこれでもかと目に入ってきます。

  • 「ファイナンス・リース取引」
  • 「ストック・オプション」
  • 「金利スワップ」
  • 「設備投資の意思決定」
  • 「最適プロダクト・ミックスと取替投資」

「う~ん・・・。どうやらダメみたいだね・・・。」

 

このような経緯もあって、量と内容に圧倒されて早々に白旗をあげてしまったというわけです。

「見たことがある」という安心感と「もしかしたら」いう期待感

しかしあの挫折した時から数年が経ち、自分もそれなりに勉強は積み重ねてきました。このブログでは何度か書いてきましたが、中小企業診断士の1次試験に合格できるレベルまでには到達できているわけです。

 

実際に今日ブックオフで買ってみた簿記1級の過去問をいくらか見てみましたが、中小企業診断士の試験内容と結構重なる部分があるなと感じています。

 

例えば上記に書いた項目以外に『合格するための過去問題集 日商簿記1級 ’15年6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)』には次のような文章があります。

p.70

割引率4%の現価係数は以下のとおり。8年分の年金現価係数は6.7327であるとする。現価係数、年金現価係数が必要な場合は、常に与えられている係数を利用すること。

(中略)

問7 新設ラインを設置する案の正味現在価値はいくらか。2012年度はじめ時点を基準に正味現在価値を計算すること。

こういった部分から「そうそう、『正味現在価値』って診断士で勉強したなぁ」という感覚が持てました。

 

やはり、全く見たこともない問題と、少しでも見たことがある問題とでは抵抗感がまるで違います。

 

また、中小企業診断士の1次試験は7科目というボリュームを勉強しなければいけないのですが、そういったひとつの試験に対する「量的な経験」をしたというのも、抵抗感が薄らぐ要因のひとつとなりました。

 

ですから、自分の中で「これならなんとかなるんじゃないか?」という感覚が持てました。

簿記1級の過去問を買った理由

簿記1級の過去問を買った理由というのは、中身を見たときに「なんとなくいけそう」という感覚が持てたこと以外に、中小企業診断士の2次試験が落ちた場合も考慮してのことです。

 

中小企業診断士試験に合格するまでに、ここまで2年半程費やしてきましたが、これで合格できなければ、また一次試験を受けなおす必要があります。

 

自分としては、正直気力的に厳しいと感じています。仕事が全く無くて、1日中勉強に時間を使えるというであれば別ですが、現実問題として仕事をしながら、合格できるかどうかわからない試験の勉強を再度継続するのは精神的、体力的に厳しいです。

 

また、仮に2次試験に合格できたとしても、すぐには診断士として独立するのは難しいでしょうし、2次試験合格後に口述試験に合格しても、実務補習というのがあり、それを受けるためには15万円ほどかかるのです。

 

実務補習は口述試験合格後、3年以内に受け終われば良いので、資金的な面も考えると、それほどあせらなくても良いのではないかとも思っています。

 

他にも、経理の実務を日々こなしていくなかで、自分の経理の知識が「足りていない」という点も感じていました。というのも、わからない部分に多々ぶつかり、「これは何か根本的に勉強し直さなければいけないかもしれない」と以前から思っていたわけです。

 

そういった諸々の理由を総合すると、仮に2次試験に落ちてふわふわしてしまうよりかは、新たな目標ができることは自分にとってプラスになるのではないかと考えました。

 

ということで、完全に簿記1級を目指すと決めたわけではありませんが、とりあえず、当面はこの分野について勉強を進めようかと考えています。

 

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