ロボットソーシングから見る社会階層の移行の必要性

最近はソニーシャープがこの好景気(と言われている)にもかかわらずなかなか良い結果を出せずにいます。

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従業員を減らした500社ランキング

他にも東洋経済ONLINEの

「今度は『従業員を減らした500社』ランキング」なんて記事を見かけました。最初見たときは「NECは5年で3割も従業員を減らしてるけど、それって企業としての体をなしているのか・・・」と驚いた記憶があります。ちなみに引用した記事の1位から10位は以下のようになっています。

順位.社名.5年前比従業員減少数

  1. NEC.▲42,413
  2. 日立製作所.▲41,071
  3. ソニー.▲30,400
  4. パナソニック.▲20,461
  5. アーク.▲15,128
  6. マブチモーター.▲13,196
  7. 日産自動車.▲12,734
  8. パイオニア.▲9,922
  9. ユニデン.▲8,130
  10. 東京電力.▲6,762

 

以前からその傾向は強まっていると思いますが、各企業は競争力を維持するためにコスト削減に勤しんでいます。自分が働いている会社でもご多分にもれず、親会社の命令でいろいろと慌しくなっているという状況です。

 

多くの企業で業務の標準化、単純化、IT化が進んでいますが、その業務を担当する人がその企業の人ではなくても、日本人でなくてもいいという状況になっています。さらにコスト削減を進めるために、日本の簡単な会計業務を中国の大連にアウトソーシングしている企業もあると聞きます。

 

しかし今後技術がさらに発展してくると外国にアウトソーシングすることさえ必要なくなってくるのではないかと言われており、それが人工知能やロボットソーシングなどと言われています。

人工知能やロボットによるアウトソーシング

サイコロを運ぶロボットアーム

今、自分は企業で経理職の下っ端として働いていますが、これはもう人間がやることではないんじゃないか?と思う業務がたくさんあります。

 

例えば、各営業所の担当者からの小口精算を集計し、表をつくったりするのですがその表や精算書の数値、領収書の日付、金額、その他もろもろをチェックして間違いがないかを見ていきます。

 

「間違いがないかをチェックするのって機械にまかせられないのだろうか・・・」と考えるときがあります。

 

自分はまだいいですが、先輩社員や管理職レベルの人がまだこれに近いことをやっていたりします。

 

取引先からの請求書もそうです。何百、何千とある取引先から毎月請求書を送ってもらうのですが、これって全て電子化できないのかな?と考えたりしたときもありました。これもまた集計して、並べ替えて表をつくってチェックしてと業務を進めていきます。

トレードシフトによる取引の自動化

今は「トレードシフト」という企業があり、見積書、注文書、請求書などの文書のやり取りや、それに関わるメッセージなどをひとつのプラットフォーム上でできるようになるサービスを提供しています。

 

今すぐに全部というわけにはいかないにしても、このようなサービスを利用することにより請求書が電子化されれば何千もある取引先からの紙ベースの請求書を送ってもらう必要がなくなり、手間も郵送費もなくなります。

 

並べ替えもファイリングも必要なくなり、今までそれらを保管していたスペースも他の用途に有効活用できるようになるでしょう。そのプラットフォーム上で、企業ごとに自動的に表ができるようになれば表をつくったり、チェック業務もしなくてすむかもしれません。

 

法人税法では、請求書の保管期間は7年間と定められていますが、今後どうなるのかなと思います。何かあった時のために証拠として残しておく必要があるということなのでしょうが、じゃあ10年後も20年後もこの法律のために今の業務のIT化が進まないかと聞かれたら、そうもいかないでしょう。

 

そもそもこれらの業務って「もう人間がやる必要はないのではないか?」と思ったりします。今までは企業は競争力があったので、この部分に手をかけてきませんでしたが、日本のホワイトカラーは生産性が低いと言われている問題や昨今の競争の激化から何もしない、というわけにはいかなくなっています。

 

現在進行形で企業はコスト削減のために単純業務はアウトソーシングしている。ましてこれから人工知能を持ったロボットができてくるかもしれないと言われています。

freeeというクラウド会計ソフト

今は「freee」という全自動のクラウド会計ソフトというものがあり、全てのお金のやり取りと会計ソフトへの入力の自動化が進んでいます。

 

他にも会計の分野では、IFRSという国際財務報告基準という会計の基準があります。まだ日本はこの会計基準を適用していませんが、まだ具体的な開始年度は定まっていないようです。2016年か2017年、それほど遠くない時期に世界と同じ会計基準を適用しなければならなくなっていきます。

 

この会計基準が日本にも適用されるようになれば、世界の全ての企業と比較ができるようになります。おそらく経理職の人間も競争が激しくなるでしょう。

ロボットソーシング

現在は日本の企業がコスト削減のために、海外に工場を建てるようになっている時代です。ですが、さらにそれが進んで「ロボットソーシング」という方法に進んでいる企業もあるようです。

 

アウトソーシングとは外部に仕事を発注することがですが、ロボットソーシングとはロボットへの仕事の発注、つまりロボットに人間の仕事をしてもらうということです。

 

今の時代は、ロボット工学や他の関連技術も発達してきており、例えばファナックに、以下の過去記事で書いたように全てロボットが製品を生産する「無人工場」も既につくっています。

工場だけではなく、私たちの身近な生活の中にも既にロボットが存在するようになっています。例えば以下の過去記事にあるように「接客」の面でソフトバンクのペッパーが参入している所もあるのです。

まとめ

今の時代は「ソフト」の面でも「ハード」の面でも既にシステムやロボットに置き換えられている所も存在しています。

 

これらのことを考えると、もう「企業で雇われの身で働く」「今までの延長線上の知識を学ぶ」という階層からは、もう脱出しないといけないのではないでしょうか。ここでいう「階層」とか「脱出」とはどういったことなのか。この記事の続きはまた次回に。

 

以下が続きの記事になります

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