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料理ロボットのモーリー(Moley)で個人の生活や食産業がどう変わるのか━シェアによる種類の制限からの解放

先日以下の「脱日本人クラウド」さんの記事を見て驚きました。

今の時代の技術力だと、既に料理をつくれるロボットもできるようです。

「料理×ロボット」足りないのは愛情だけ – 未来を創る話をしよう

それがロボットキッチンのモーリー(Moley)と言われています。
World’s First Robotic Kitchen – Animation – YouTube

動画を見ていて驚きました。料理をするロボットというと、なんだかひと

つひとつの動きがぎこちないようなイメージがあります。

ですが、動画のモーリー(Moley)というロボットはまるで人間の腕のよう

にスムーズな動きで、まるで生きているかのように見えます。

この動画を見た時は、「今の技術力はここまで発展しているんだなぁ」と

思いました。そこで今回はこの料理ロボットについて考察してみます。

産業用に実用化できるようになるまでの課題

いろいろ用途はあると思うのですが、例えばある外食産業の店舗などで使

うことを考えてみます。

実際の店舗では1日に何百人の注文をこなさなければならず、大量の材料

も必要ですし、それだけの注文をこなすための耐久力や安全性も必要でし

ょう。

もちろん全てが同じ注文ではないので、注文ごとに違う商品を作れるよう

にするためのプログラムも必要ですし、商品ごとに違った複雑な動作もで

きるようにしていくことも課題だと思われます。

しかし、動画内での動きや、今までの技術力の成長具合を考えると、上記

に挙げたような課題も近い将来には可能になっているかもしれません。

家庭用に使われる場合

上記では産業用としてはまだ課題が多いと書きましたが、家庭用に使うこ

とを考えればかなり普及するかもしれません。しかし現段階では、まだ値

段がネックなようです。以下がその記事

家庭用「ロボットシェフ」 料理の腕前がスゴイ・・・850万でも安い! | TABI LABO

人工知能(A.I)は、手料理までを奪い去ろうとしています。利便性を追求

した結果、ロボットアーム付きのシステムキッチンなるものが登場。しかも

、あのトップシェフたちの味を、そっくりそのまま再現できる!?

(中略)

Moley Roboticsによると、動画のような俊敏さには欠けるものの、すでにプ

ロトタイプモデルが「カニのビスク」を30分未満で調理に成功。2011年イギ

リスNo.1シェフに選出されたシェフ、ティム・アンダーソンのレシピを再現

したものだそう。

他にも英人気シェフ、ジェイミー・オリバーのレシピを記憶させるなど、実

用化に向けて2,000種以上のレシピをインストールする予定だと「TIME」は

伝えています。

現段階での、販売見込価格は約850万円。トップのシェフの味をそっくりそ

のまま再現できるとしたら…高い、安い?

850万円・・・。安・・・くないなぁ(汗)

ですが、家庭用に料理ロボットが普及すれば、主婦の多くはほぼ料理とい

う仕事から解放されるのではないでしょうか。

確かにコンビニで弁当や惣菜を買って食べるという方法もありますが、そ

れだとやはり選択肢が限られてきます。しかし上記の記事のようにロボッ

トに料理の方法を学習させれば、少なくとも学習させた料理は今後は自動

的につくってくれるようです。

データを世界中の人とシェアできるようになったら

もう少し視野を広げてみると、記事内では料理のデータを「シェア」でき

ました。ということは、自分が実際に手順を録画しなくても、全国にいる

多くの人がインターネット上に料理の手順のデータをアップロードしてく

れれば、かなりの種類の料理をカバーできるようになるということです。

これはすごく画期的なことではないでしょうか。

実際に自分の手で作りたいという人もいるでしょうが、昨今の日本の経済

状況から夫婦の共働きも珍しくなくなっています。そのため、なるべく自

分の時間をつくりたい人もいると考えられるので、料理ロボットのニーズ

もあるかもしれません。

外食産業や中食産業への影響

一般の家庭に料理ロボットが普及してきたら外食産業や中食産業にも少な

からず影響は出てくるかと思われます。

850万ではまだ高いと感じますが、もう少し現実的な値段になってくれば、

購入者も多くなってくるでしょう。

外食産業や中食産業は「選択肢が限られている」

外食産業や中食産業のメリットというのは、「自分で料理を作らなくても

食べることが出来る」という点であり、デメリットとしては「選択肢が限

られている」という点ではないでしょうか。

例えば松屋に行けば、自分で料理を作らなくても、食券を買って注文する

ことができます。ですが、それは限られた範囲内のものです。

料理ロボットによって、「種類の制限」がなくなる

しかし、料理ロボットによって、この「種類の制限」というのがなくなっ

てくる可能性があります。この点が非常に大きいと感じています。

確かに産業用という点では大量の注文をさばかなければいけないので、耐

久性や安全性などの課題はあるでしょう。家庭用であればこの課題はウエ

イトは産業用に比べれば小さいはずです。

材料さえ準備できれば、自宅にいながら料理ロボットによって、世界中の

料理が食べられるようになる、という未来も遠くはないかもしれません。

そのように普及してくれば自宅でロボットが好きな料理を作ってくれるわ

けです。「種類の制限」がある外食産業や中食産業は、この「種類の制限

」に対応できないと、未来は暗いのではないでしょうか。