PFNによる人工知能に「これやっといて」という指示で自分の考えを実現できる世界

会社の業務で「スタート地点」と「ゴール地点」を設定できれば、後は人工知能がその途中の過程を埋めて処理してくれる、そんな未来もそう遠くないのではないかと思うようなニュースを目にしました。

Ledge読者の皆様であればもはや既知の話ではありますが、正直現在のAI技術はまだ『分類』と『選択』がメイン。

 

なので、もちろん調整と学習次第ではいろいろ便利にはなるものの、AI側の判断ミスや指示把握エラーを起こさせないための人力管理と設計が何よりも大事で何よりも面倒くさい。…と、いうのがこれまでの常識でした。

 

常識だった。 の…ですが!!

 

自分でも驚きを隠せません。このブログでは技術の進歩は日々驚くほど早くなっていると書いてきましたが、引用した記事のようなことが既にできる世の中になってしまったようです。

 

今回はこのことについて思ったことを書いていってみます。

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人工知能が「これやっといて」で動作させられる世界

テレビやマンガ、アニメにおいて、近未来を模した世界観で構築された作品も最近では多く見かけるようになってきています。時事的なニュースでも自動運転車の技術がどこまで進んでいるのかとかブロックチェーンがどうとかといった記事もよく見かけるようになりました。

 

そういった社会の変化を見ていると、現実の世界においても近い将来そのようになっていくのではないかと思ってしまいます。実際それらを裏付けるような現実世界の中での変化をいくつも目にするようになったからです。

 

このブログでは以下のような過去記事も書いています。

人工知能の進化は電子空間上の膨大なデータの蓄積によって促されていると思われる

 

上記の過去記事では人工知能の進化の過程において、以前は人間が人工知能に特定の指示をして学習させていたのが、人間が特に指示を与えなくても人工知能が自律的に学習できるようになってきている、といったことを書きました。

 

それがさらにもう一歩進んで、「これやっといて」という非常に曖昧な指示でも人工知能が指示者の意図通りに動いてくれるようになっているとのこと。引用した記事の中の動画では、箱の中にある文房具を人工知能が人間の指示で指定の箇所に移すといったものです。

 

コンピュータに何らかの指示をして意図した動作をさせたい場合、本来であればプログラミング言語的なコンピュータが理解できるような非常に制約された指示が必要でした。

 

しかし引用した記事の動画では、人間の言葉の指示通りに人工知能が動作しています。人間の言葉は時と場合によっては意味やニュアンスが異なったり曖昧な時があります。

 

動画で人間の音声をテキスト変換してそれを人工知能が理解できる形にしていると思われますが、この音声というのもその人のしゃべり方や声の大きさによって聞きづらい、判別しづらいときがあります。

 

そういったコンピュータが理解するうえでは非常に大きなノイズが含まれた指示ですが、それでも現実として動作しています。

 

冒頭部分で引用した記事についてですが、記事内の動画を見る限りでは英語によるもう少し詳細な指示がされているので、正確には「これやっといて」では人工知能が動作しているわけではありません。

 

将来的には「これやっといて」という指示でも動作させられるようになるであろうということなのでしょうが、それでも夢がある話ではないでしょうか。

 

特に手足が不自由な人でも音声による指示だけで十分サポートしてくれるようになれば、その人にとっては生活が楽になりますし行動範囲も大いに広がることでしょう。他にも様々な用途が考えられます。今後の技術の進歩に期待したいところです。

他人任せや食わず嫌いをしていたら損をしていることにすら気づかなくなるかもしれない

冒頭部分で、会社の業務で「スタート地点」と「ゴール地点」を設定できれば、後は人工知能がその途中の過程を埋めて処理してくれるかもしれない、といったことを書きました。

 

今までの自分の考えでは、業務を自動化するにはVBAなどのプログラミング言語を使って詳細な指示であるプログラムをつくらないとコンピュータは意図通り動いてくれないと思っていました。

 

けれども今回引用した記事のように、将来的には必ずしも指示者がプログラミング言語などを使った詳細な指示の仕方を知らなくてもいいのではないか、

 

もっと考え方を進めるならば、「スタート地点」と「ゴール地点」さえ人間の側でつくることができれば、もしくはそのような設定方法や人工知能の使い方を理解できるようになりさえすれば、人工知能が途中の過程を全て埋めてくれる、その人の「これやっといて」という指示を自動的に実現してくれる、という未来も否定できないのではないかと思いました。

 

というのもコンピュータの得意技は「総当り」と言われています。特に量子コンピュータというものは。「総当り」の意味は、可能な組合せを全て試すやり方というものです。

 

となると、「スタート地点」と「ゴール地点」を設定したら、その間の過程で最も効率的な方法を人工知能が一瞬で探索し、あっという間に処理を終わらせてしまう、そういった未来もあるのではないかと思いました。

 

もちろん素人的な考え方なので将来どうなるのかはわかりません。ただひとつ言えることは、社会の変化とか身の回りのことに対して日々興味を持って勉強し続けることが重要なのではないかと思います。

 

そうしないと、「えっ!もうそんなことできるの?」という風に気づくのが遅くなったり、それどころか最悪死ぬまで気づかなかったなんてことにもなりかねません。

 

自分はプログラミング言語を勉強することが大事だと思っていたのに、実は人工知能にどうやって効率的に学習させることができるかという方が重要になっていた、なんて世界もあるかもしれない。

 

以下の過去記事では、人工知能の能力によって利益を得るには、やはり人工知能の能力とか使い方についてしっかりと学習しないといけないのではないかといったことを書いてきました。

新時代のテクノロジーの利益を享受できるかは本人の勉強と選択次第

 

「難しいことは専門家にまかせておけばいい」とか「プログラミングのことはわからないから・・・」と他人任せや食わず嫌いをしていたら、実は気づかないところで非常に損をしていたという事態もあるかもしれません。

 

そうならないために日々最新の情報にキャッチアップできるよう、最初はいろんなことに手を出してみるのがいいのではないでしょうか。

 

そうすれば今回引用した記事のようにまた新たな視点というか、今まで全然不可能だと思っていたことが、実はこんな簡単な方法でできてしまうんだ、なんて気づきもあるかもしれません。

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