インダストリー4.0によってFDM方式を利用した3DCAD、3DCGデータを元に立体を造形できるようになる

今回は前回の続きです。以下が前回の記事になります。

「まるわかりインダストリー4.0 第4次産業革命」という本では次世代のプリンタである「3Dプリンタ」についても書かれています。

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3Dプリンタとは

3Dプリンタ

多くの人にとっては、まだあまり知られていないか、もしくは本書にも書かれているように「フィギュアか試作品を作る道具」というレベルのイメージしかないと思います。自分も以前まではそういったイメージを持っていました。

 

「確かにすごい技術だが、もっと便利に使えるようになるにはまだ先かな・・・」という風に考えていました。本書を読むまでは。

FDM方式を利用した3DCAD、3DCGデータを元に立体を造形する機器

3Dプリンタがどういったものかは、以下にwikipediaから内容を参照してみました。

 

(3Dプリンタとは、通常の紙に平面的に印刷するプリンターに対して、3DCAD、3DCGデータを元に立体(3次元のオブジェクト)を造形する機器。産業用ロボットの一種。

 

機種によって多少の違いはあるが、基本的な仕組みは、コンピュータ上で作った3Dデータを設計図として、断面形状を積層していくことで立体物を作成する。

 

液状の樹脂に紫外線などを照射し少しずつ硬化させていくインクジェット方式、熱で融解した樹脂を少しずつ積み重ねていくFDM方式(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層法)、粉末の樹脂に接着剤を吹きつけていく粉末固着方式などの方法がある。)

 

要は今までの普通のプリンタではA4用紙などに文字や絵を印刷することができていましたが、今度はそれを3次元上で立体的に表現しようという機械です。

 

アメリカでは強力に3Dプリンタを推進している

現在アメリカでは、この3Dプリンタの発展を強力に後押ししています。本書では航空機のエンジン部分に使用され、溶接箇所が減らすことができ、耐久力を大幅に高めることができた企業についても書かれています。

 

自分が一番すごいと感じたのは、今までの鋳造という加工方法ではできなかった、内部が入り組んだ複雑な構造を持った物体をつくりあげることができるようになったということです。

 

そのようなものがつくれるようになったことで、さらにどんな影響がもたらされたのかは本書に詳しく書かれているので、今後の製造業がつくっていく世界にワクワクできると思います。

技術革新によって個人はどうなっていくのか

第4次産業革命によってもたらされる世界において、自分たちの周りの働き方や生活がどうなっていくのかについても書かれています。

 

この部分は、以前にも自分が以前書いた「階層」と同じようなことが書かれています。

単純作業は機械に代替されていく

要は、今後世界が発展し、単純作業は機械が代替していくだろうということ。それによって人は、より広範囲の判断を求められる仕事に就くことになるだろうといった内容です。

 

本書にひとつの懸念が示されています。それは「多くの人が雇用を失う可能性がある」ということです。今までの歴史において技術革新のたびに言われてきたことであり、いろいろな問題も発生しました。

新たなラッダイト運動

例えば、その中のひとつは「ラッダイト運動」と呼ばれるものです。1811年から1817年頃、イギリス中・北部の織物工業地帯に起こった機械破壊運動です。

産業革命以前

産業革命以前は、大規模な機械を使わない手工業的なやり方で、多くの人たちはモノを生産し生活をしていました。しかし産業革命によって今までよりも大量に生産することができるようになり、

 

それが人々の生活を豊かにする一方で、今までのやり方では対抗することができなくなり、失業してしまう人も出てきました。そのような人たちの怒りの矛先が機械に向けられた行動がラッダイト運動と呼ばれています。

 

しかし、機械の操作を習得することによって、労働者はいままでよりもより多くの賃金を得ることができるようになり、問題は沈静化しました。

 

このようなことは、過去の歴史において何度も起こっており、今回も杞憂ではないか、といったことや、雇用を失うかもしれないと言われていたりします。

 

一番は今後この世界がどうなっていくのかを見据えて、今のうちから準備しておくことが重要ではないかと思います。

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