現在の知識や技術は20代と30代・40代の間で断絶しており学び続ける重要性が増している

最近の自分がしている仕事と、以下の記事で思うことがあったので20代、30代、40代の人たちがしている仕事や価値観について書いていってみます。

各世代ごとの仕事の断絶

マツコが例に上げる広告代理店業界も単純な営業ではなくインターネットなどITを駆使したソリューション営業が主流になり「20代がこなす仕事は複雑化しており、先輩の30代後半、40代が指導できないどころか理解もできないほど断絶している」(大手広告代理店の教育担当者)という。

 

1年ほど前の記事になってしまうのですが、ネット上では結構な話題になっていたかと思います。当時の自分としては「まぁ、そういうことも言えるのかなぁ」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

ですが、今の会社に入って上記の記事の内容を強く意識するようになったので、このことについて書くのは良い機会かなと思いました。上記の記事では「理解もできないほど断絶している」と書かれています。おそらく1年前の自分であったら「言い過ぎじゃないの?」と感じていたでしょう。

 

ですが、最近偶然記事の内容が目に入ったのと、今の会社で働いてみて、「確かにそういうことも言えるかもしれない」と感じています。

自分が感じた仕事の「断絶」

はてなマークを左手に持っているビジネスマン

「もう○○(上司の方)さんは、この仕事はわからないから自分で完結させないと駄目ですよ」

 

今入った会社の引継ぎの方に、このように言われて驚いたのを覚えています。「わからない・・・!?」

 

経理というのは、とにかくミスがあまり許されない雰囲気というかそういう仕事なので正確なチェック作業が重視されます。さらに正確さを期すために複数人でチェックしたりもします。

 

自分が今までの会社で経理として働いてきて、正確さ以外にも、「不正がないように」という意味も含めて複数人でチェックするというのが普通のことでした。

 

ですが、今の会社ではチェック作業とか、それを複数人でやるというのはほとんど見られません。

 

最初は、「あぁ、こういう会社もあるんだなぁ」ぐらいにしか考えていませんでしたが、よくよく考えてみるとこれって「問題」じゃないかなと感じました。確かにそれ程規模は大きくなく、財務状態も良くないので少ない人数でやり繰りしないといけないのかもしれません。

 

「その人しかわからない」という状態で、ある人が抜けてしまったらどうなるのでしょうか?全く仕事が回らなくなるということはないでしょうが、いろいろと滞ることは考えられます。

改善によって仕事のスピードはアップしたのだが・・・

というのも今の引継ぎの方が仕事のスピードアップのため、いろんな部分を改善したようで、以前と比べると結構仕事の手順が変わってしまったようです。先輩社員の方からも、仕事について「これどうやってやるの?」と聞かれた時がありました。

 

上司の方は長年経理の仕事をされていきているようなので、経理としての「理屈」はわかると思います。

 

ですが、例えば

  • 「この時はこのエクセルの表のこの部分でこの機能を使う」
  • 「この製品はこの時に10%引きにするから、こういう計算をする」
  • 「この取引先は会計ソフト上では、こういう設定で入力する」

といった感じで、具体的な業務知識は(引継ぎの方から聞いた話しでは)ほとんど理解されていないようです。

 

確かに上司には上司の仕事があるのかもしれませんが、部下が何をしているのかほとんどわからないというのもどうなのかなぁと思います。会社の仕事は、別に特定の人がいなくてもまわるもの、と言われたりもします。ですが、そうではない所もあるようです。

「絶対にやり方を変えるな、今までと同じやり方でやれ」の意味

以前いた会社では、自分がちょっと仕事のやり方を改善したり、やり方を変えようとすると、その時の上司から

 

「絶対にやり方を変えるな、今までと同じやり方でやれ」

 

と、かなりきつく言われた経験がありました。

 

その時の自分の心情としては、

「もっと仕事を改善すればみんなが楽になるんじゃないか?」

「なんでそんな旧態依然とした考え方なのか」

と、あまり良い気分ではありませんでした。

 

ですが、今のような状況になってみるとわかります。改善するのも大事ですが、例えば先輩社員の方が全く把握できなくなってしまうレベルは、それはそれで問題だなと思いました。なぜならその担当者がいなくなってしまったら、すぐに対応することができなくなってしまうからです。

 

人の出入りがあまりなく、職場環境が安定していればいいかもしれませんが、ブラック企業で人がすぐ辞めてしまうような職場では、改善できるからといって仕事内容を改善するわけにもいきません。

 

なるほど、上の人たちの気持ちが少しわかった気がしました。仕事を改善するのはいい事だとは思いますが、上司にも上司の仕事がありますし、新しく人が入っても定着するかどうかはわかりません。

 

仕事内容が複雑で、量が多ければ多いほど、やはり万が一のことも考えるとなかなか変えづらいでしょう。なんとも難しい問題だなと思いました。

イーロン・マスク「人類の未来には2つの選択肢がある。」

今回の記事と関係があるので、次の記事も引用してみます。

過去様々な文明で築きあげられた技術を振り返ってみれば、わかることです。たとえば古代エジプト。あれだけ大きなピラミッドを作る技術があったにもかかわらず、時とともにその技術は忘れられ、私たちは象形文字も読めなくなってしまいましたよね。

 

他にもローマ文明。水道橋のほか道路など、素晴らしいものをたくさん作っていたのに、その技術も忘れられてしまったわけです。屋内トイレを作る技術もあったのに、これも失われた。このように、技術とは明らかに周期を持つもの。

上記の記事は、テスラ・モーターズのイーロン・マスクが話した人類の未来について書かれた記事です。

 

企業の仕事と人類の未来について、同類に書くのは大げさかもしれませんが、企業やある一定のグループが繁栄を継続させていくためには、しっかりとその技術や知識を伝承させていかないと難しいのだろうなぁと思いました。

 

また、個人としても「常に学び続けていかないと、どこかでついていけなくなる」のではないでしょうか。その結果、自然淘汰されていき、今後ますます格差が大きくなり、生きていくのが難しくなっていってしまうのかもしれません。

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