安易な心構えで外国資本企業に派遣社員の経理として入ってはいけない

今の企業に経理の派遣として入って、約1ヶ月が経ちますが、あまりのスピード感と量に圧倒されて、2週間で後任を探してもらうようお願いしてしまいました。

 

そもそも、仕事先がまさか外国資本企業、世間一般では「外資系企業」と言われたりしますが、まさかそこだとは思っていなかったので、勉強や精神的な心構えの準備が全く出来ていませんでした。それは以下の過去記事でも触れました。

しかしその中でも自分なりに感じた気づき良かったこと悪かったことがあるので、今回はそのことについて書いていってみます。

スポンサーリンク

外資系企業に入ることのメリット

他の人が外資系企業で働いているという話を聞いても、次のようなことはなくなりました。

  • 無条件で神格化する
  • 崇拝する

 

どういうことかというと、今までの自分であれば、直接人から聞いた話でも、インターネット上で誰々が「過去に外資系企業に勤めていた」という文があったら、ただそれだけで

 

「すごい」とか「能力が高い」と思い込んでしまっていました。

 

ですが、実際に自分が外資系企業で働いてみることで、案外そうでもないなと思えるようになりました。

外資系企業で働く人がみんな超優秀というわけではない。普通のおじさんもいる

というのも、自分の今までのイメージでは、外資系企業で働いてる人というのは、みんな非常に優秀で、超人みたいな人ばかりかと思っていたわけです。

 

現実はそうではなく、まだ1社しか外資系企業は経験していませんが、普通にどこにでもいるようなおじさんもいますし、仕事ぶりもみんな基本的に「普通」です。

 

その見た目は、自分が今まで経験してきた日本企業と特に変わりはありません。外資系企業だからといって、みんな英語で一日中会話をしているわけではないのです。

 

職位が高い方同士は、英語で話している姿も見かけますが、基本はみんな日本語で会話しています。というか外資系企業でも全然英語が出来ない方もいらっしゃいました。

 

外資系企業なのでもちろん外国人の方もいらっしゃいますが、普通に日本語で会話をしてくれます。

日本企業と外資系企業の違いは「英語ができるかできないか」

非常に強引な表現になってしまうかもしれませんが、日本企業と外資系企業の違いは「英語ができるかできないか」の違いだけで、中身はあまり変わらないのではないか、と感じました。

 

自分が今までイメージしていた外資系企業とは、大きく乖離していました。日本には「現場主義」という言葉もありますが、やはり自分の五感を使って経験してみないことにはわからないものだなと感じました。

外資系企業に入ることのデメリット

今のところ、企業が自分に求めるスピードやこなさなければいけない量に対して「対応できていない」というのが悪かったと感じるところです。

 

別の言葉で表現すると、やはりそこで働く人に対しては、レベルの高いものが要求されるということです。

 

事前にどういう企業かわかっていたり、もっと準備ができていたら結果も違っていたのでしょうが、仕事ができないと、厳しい言葉がとんできます。

 

ですから、最初から外資系企業で働きたいという意志がある人であれば、しっかりと準備する必要があるでしょう。

英訳表記された勘定科目を理解できる必要がある

例えば外資系企業で経理として働きたいのであれば、基本中の基本ですが英訳表記された勘定科目を理解できる必要があります。

 

例えば買掛金であれば、会計ソフト上では「payable」と表示されますし、売掛金では「receivable」と表示されます。

 

他にも外国の文化として、日付が日本とは違って「逆に表記される」ということも理解しておいた方がいいでしょう。

外国の日付の読み方を理解する必要がある

会計の世界では「発生主義」の原則の下に、日々の取引を記録していきます。例えば、現金が来月に入金されることがあっても、実際の取引が当月にあったのであれば、その収益や費用は当月に発生したものとして記録していく必要があります。

 

そのため会計の世界では「日付」というのは非常に重要な要素になってきます。

 

日本であれば2016年4月25日に取引が発生した場合、会計ソフトなどでは16/4/25と入力したりします。ですが外資系企業だとこれが逆になるわけです。

外国の日付の読み方を理解していないと会計ソフト上でとんでもないことになる

どういうことかというと、25/04/16と入力する必要があります。最初は自分も戸惑いましたし、意識して入力しないと、この時点でさえ結構間違えてしまうのです。

 

「2016年4月25日」という表記はまだいいのです。例えば2016年3月6日となったらどうでしょうか?

 

日本企業であれば16/03/06と入力すれば問題ありません。ですがこれが外資系企業になると06/03/16となります。なぜこの表記をここに出したかというと、実際に自分が間違えたからです。

 

今は意識して書いているので、特に間違えたりはしませんが、実際の業務中で、スピードを求められ、大量の仕事量をこなさなければいけない状態だったとしたらどうでしょうか?

 

03/06/16といった感じで入力してしまったりするかもしれません。

 

これだと全く意味が違ってきてしまいます。2016年6月3日に取引があったことになってしまうのです。

 

これによって会計ソフトの中でも、本来の正しい数値が反映されませんし、気づくのが遅くなってしまうと、さらに問題が大きくなってしまいます。

 

このように、日付ひとつとっても意識しないといけないわけです。ですから、外資系企業に勤めることを考えている方であれば、英語以外にも業務上必要になる「文化的な違い」も勉強しておく必要があります。

まとめ

以上が自分が外資系企業に勤めて感じた気付きです。もし最初から入る会社が外資系企業だとわかっていれば100%見送っていました。

 

ですが、今回縁あって、本来であれば一生絶対に働くことは考えられなかった外資系企業に勤めるという経験が得られたことは、自分にとっては良くも悪くも非常に勉強になりました。

 

5月からは引継ぎの方もいらっしゃらないので、これからは自分ひとりで仕事をこなさなければいけません。後任の方に早く来てもらうのを祈りつつ、何とか持ちこたえられるよう頑張っていこうと思います。

 

コメント